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次回狙える競走馬紹介
ピコベリー
8月15日・新潟3レース 2歳新馬 芝1800m

2番人気・1着

藤田晋氏所有でアルナシームの弟リボンロードが断然人気に推されたメイクデビュー戦。好調教馬が揃い能力的には混戦となっていたが、鋭い決め手を発揮して他馬を一蹴し初陣を飾っている。

厩舎サイドでは「芝・ダートを含めて適性を探っている段階」と慎重なコメントをしていたが、ウッド追い切りでラスト23.1秒、11.1秒と軽快な動きとキレを披露し、「追うごとに軽さが出てきたので芝から」と芝1800mを選択。追い切り同様に操縦性の高い道中から、鋭い決め脚で突き抜けて他馬を圧倒した。

ゲートでチャカついて立ち遅れたが、馬なりで上昇するリカバリーで中団を確保する。中盤は12秒台後半が3F続く1800mメイクデビュー戦特有の緩んだ流れになるも、全く折り合いを欠くことなく落ち着いた立ち回りで馬群の真ん中を追走。

3コーナーからは最内に入って余裕十分に直線に向き、12.5秒、11.6秒と一気にピッチが上がったが、鞍上は断然人気馬を見ながら外目に持ち出す。

残り300mから追い出され、11.6秒、11.2秒とさらに加速したラップのなか、断然人気馬の外から並ぶ間もなく抜き去り、残り200mでは敢然と先頭に立ち後続を引き離しにかかる。

多少フラフラする走りではあったが、ゴール前は手綱を緩める余裕を見せながら、上がり最速の33.8秒で後続に0.3秒差を付けて快勝した。

まだ適性を探っていた段階での初陣であったが、高い操縦性と瞬時のキレはポテンシャルの高さを感じさせる内容であった。

血統や折り合いから距離の融通性もありそうで、瞬時の加速力から小回りコースへの対応力、パワーも兼備しており坂コースやダート戦でも力を発揮できそうだ。まだ上を目指せる馬として注目していきたい。

ドリーペイル
8月16日・中京2レース 2歳新馬 ダート1400m

7番人気・4着

1・2着馬には離されてしまったが、粗削りな走りながらも十分な脚力は示し、次走での上積みが期待できそうだ。

傑出馬は不在もダート短距離適性を感じさせる好調教馬が揃っていたメイクデビュー戦。血統を含めたブランド力がなく単勝28倍の7番人気となっていたが、ウッド追い切りでは長めから馬場の外目を回って好時計を再三マークしていた。

厩舎サイドでは「まだ緩さと精神的な幼さがあり、成長途上でこれから良くなりそう」と控えめなコメントを残していたが、レースでは幼い面を見せながらも見せ場を作り、十分な脚力を示している。

スタートで立ち遅れ、二の脚も付かず序盤は大きく離された後方に置かれてしまう。最初の3Fが速くかなり縦長となった隊列の後方で、追っ付け通しの苦しい立ち回りとなる。

中盤はペースが緩み徐々に隊列は短くなり、ドリーペイルも外々を促されながら上昇し、かなり脚を使いながらも4コーナーでは大外から先団に取り付いた。

ムチを振るいながら大外から4番手まで上昇して直線を迎えると、一旦は先頭に並びかけそうな雰囲気もあったが、緩んだ中盤で脚を残していた先行馬がスパートを開始し、先行していた上位2頭が後続を引き離してゴール。

熾烈な3着争いに敗れ、勝ち馬からも1秒4離されたが、5着以下も0.6秒離しており上位の脚力があったと示す内容であった。

スタート出負けから行き脚が付かず追っ付け通しも、レース中盤から長く脚を使って追い上げた内容は評価でき、ラストは止まってしまったが若さが目立つなかでも上々の初陣であった。

勝ち馬から離されており次走も人気薄が予測されるが、レース内容からは次走での狙いは十分に立つ。長く脚を使える武器を示したことで次走は鞍上も適応する乗り方で挑めそうだ。

レースを経験したことで上積みが見込める次走は、波乱を演出する馬として狙ってみたい1頭だ。

リヴァイ
8月16日・札幌9レース 小樽特別 3歳以上1勝クラス 芝1200m

3番人気・1着

昇級初戦ながらインパクトある圧勝劇で連勝を飾り、まだ上を目指せる存在として注目していきたい1頭となった。

3番人気で迎えた芝1400mのデビュー戦は6着、2戦目も3番人気に推されたが7着と結果が出ず、3戦目にダート戦へ矛先を替えたが2秒以上離された11着と、能力の高さを結果に結び付けられない状態が続いた。

出遅れ癖はネックだが折り合い面を考慮し、4戦目は1200m戦に参戦。他馬と接触する不利がありながらも0.4秒差の接戦を演じ、適性を感じさせた。

そして迎えた前走の小倉1200m戦が強い内容で、大外から一気の追い込みで初勝利を飾る。特にコーナーで先団に取り付く速い脚が目立ち、短距離の小回り巧者ぶりを発揮しての勝利であった。

今回は昇級に加え北海道への輸送を経ての一戦であったが、函館入厩後も好調教を重ね馬体に身が入った印象が強く、パドックでも落ち着き十分に力強い脚取りで好走を期待させていた。

16番枠からのスタートは今回もやや出遅れ気味であったが、外枠でもあり序盤は馬なりでリズム重視の走り。後方大外で脚を溜め、速い流れでも十分な追走力を示していた。

3コーナーからややピッチが落ちたことも好都合であったが、武器であるコーナースピードで馬なりのまま先団に取り付き、直線の入口では大外から手応え十分に先行勢を射程圏に入れた。

直線に向き軽く促されると一気に先団を捉えて先頭に立ち、スパートを開始すると後続をグングン引き離し、ラストは手綱を抑える余裕を見せながら5馬身差を付ける圧勝であった。

上がり3Fは33.4秒で他馬を圧倒し、ラスト11.7秒、11.1秒と先頭に立ってからも高速上がりを使っており、1勝クラスでは能力が違った印象さえある。

2連勝はともに16番枠とコーナーで加速できる強みが活かせる枠だったのは確かであるが、小回り短距離での機動力は昇級しても通用するはずだ。

大箱コースや内枠でどのような走りを見せられるかを含めて、今後注目していきたい馬である。

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