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次回狙える競走馬紹介
ミツカネリゲル
8月22日・新潟3レース 2歳新馬 芝1600m

5番人気・4着

先行して楽に押し切り1番人気に応えたジップスパークの高いポテンシャルも評価できるが、気難しい面を見せながらも4着に好走したこの馬を次回狙ってみたい。

デビュー前の追い切りではラスト2Fをキレのある走りで好時計をマークし、厩舎サイドでも「気が強いのはネックだがゲートは速いし追っての反応がいい」と上々の評価も、青森県産馬で購買価格396万円と安価で、血統などブランド力も他馬にヒケを取って5番人気の評価。新潟外回りで如何にキレを発揮できるか注目の初陣となった。

12番枠から互角のスタートを切るも、内側の馬群が密集し中団まで下げる序盤戦。ペースが緩みながらも促され気味に馬群の切れ目を追走する。

直線の入口では内から外目に持ち出し、ラップが12.2秒、11.4秒に上がったなかでも手応え十分に追い出しを我慢していた。

残り500m付近でも馬なりで先団に接近する加速力を見せ、残り300mから鞍上がムチを振るってスパートを開始。

左ムチに応えて末脚を伸ばしてはきたが、気の強さからかムチに抵抗する形で右斜めを向いて真っ直ぐに走れず、ジリジリと伸びてはいたが、ゴールまで鞍上が苦労しながら2着馬とは0.1秒差で高いポテンシャルは垣間見せている。

父・サトノジェネシスはサトノダイヤモンドの全弟で、セレクトセールで2億8000万円の高額で取引された超良血馬。デビュー2戦目から連勝を飾り、脚部不安で2年以上の休養を強いられながら復帰戦で3勝目を挙げるも引退した。

将来性を高く評価されながら4戦3勝でターフを去ったが、血統背景や類稀れなポテンシャルから種牡馬入り。まだ産駒デビュー2年目で産駒が少なく活躍馬は出ていないが、今後繁殖牝馬のレベルが上がれば大物を輩出する可能性を秘めている。

種付数が少ない父の評価を上げる走りが期待されるミツカネリゲルの次走に注目してみたい。

エイシンインアウト
8月23日・札幌9レース ルスツ特別 3歳以上1勝クラス 芝2000m

3番人気・1着

未勝利卒業後の昇級初戦であったが、圧倒的なパフォーマンスで連勝を飾っており、今後に期待させる1頭として取り上げたい。

3歳1月のデビューから3戦はダート中距離戦を歩み、全て掲示板を確保する安定した走りを見せたが、接戦には持ち込めず4カ月の休養に入る。

休養明けの2走前は函館芝1800m戦に矛先を替え、後方から馬群を捌いて上がり最速をマークして0.2秒差の4着に好走し芝適性を見せ、函館芝2000mの前走は好位から上がり2位の脚を繰り出して着差以上の強い競馬で初勝利を飾った。

今回は昇級初戦で初コースとなる札幌2000mであったが、クラスの壁を余裕で乗り越える圧倒的な走りで連勝を飾っている。

クラス上位の戦績を残すタイプが揃い、勢いのある3歳馬も多く存在する混戦模様も、前走の勝ちっぷりと中間の好状態が評価されて3番人気に推された。

大外13番枠から好スタートを切るも、内の各馬の出方を伺いながら中団後方に控える。向こう正面に入ってペースが落ち固まった馬群を見る形で、後方2番手の外目をじっくりと追走。

スローペースを見越した鞍上は3コーナー手前から大外を徐々に進出し始めるも、12.1秒、11.7秒とピッチが上がり、大外を回る厳しい立ち回りとなると感じさせた。

それでも4コーナー手前から軽く促されると一気に先団に接近し、直線入口では先行勢の外に並びかけ、1頭違う手応えで直線を迎えた。

直線に入りスパートを開始すると一気に先頭に立ち、後続をグングン引き離し、ゴール前は手綱を抑える余裕を見せながら2着以下に5馬身差を付ける圧勝劇であった。

大外を回りながら11.7秒、11.5秒、11.3秒と加速ラップでフィニッシュし、1勝クラスではポテンシャルで圧倒していたと言える走りであった。

近3走で芝適性の高さを披露したが、滞在+洋芝で本領発揮した可能性も否めない。まだ上を目指せるポテンシャルは確かも、今後中央場所に戻っての格上戦でどのような走りを見せるか注目だ。

マスリュウオー
8月23日・中京2レース 2歳新馬 芝2000m

3番人気・4着

人気を下回る結果に終わったが、スタートと直線での不利が敗因で、次走での巻き返しに期待できるポテンシャルは示していた。

初陣を飾ったリンクスティップの弟など8頭立てながら生産牧場や厩舎にブランド力のある馬が揃い、ハイレベルなメイクデビュー戦。

非ノーザン系ながらウッド追い切りで22.9秒、11.5秒をはじめ、1週前にラスト11.1秒をマークし、新種牡馬として好結果を続けるエフフォーリア産駒も重なって3番人気に推された。

厩舎サイドでも「ハミを取りながら折り合え終いも確実で初戦から」と期待を込めた初陣であった。

真ん中5番枠からのスタートで立ち遅れてしまい、外の馬に寄られてダッシュが付かず後方からの競馬となる。

ペースが上がらないなか後方2番手で折り合いを欠きながら向こう正面に入ると、折り合いを重視した先行勢がピッチを落とし、13.3秒、13.2秒の超スローペースとなる。

後方インから僅かに上昇を図ったが、残り6Fで13.2秒、12.3秒とペースが上がり、脚を使いながら先団に接近する厳しい立ち回りに。

その後も12.3秒、12.0秒とピッチが上がったが、余裕の手応えで最内5番手を進んで直線を迎えた。

逃げた2着馬の真後ろで進路を探りスパートを我慢させたが前が空かず、残り300mで外の馬に併せに行った2着馬と内ラチにできた僅かなスペースを突いてスパートを開始。

狭いところから前を捉える脚色で迫ったが、ラスト100mで再度前が狭くなり、鞍上が腰を上げて手綱を抑えてのゴールとなってしまった。

ラスト11.6秒、11.2秒、11.4秒の高速上がりでの不利は大きく、先着を許した上位3頭はスムーズに走っての結果。スタートと直線での不利を考慮すれば悲観する走りではなく、道中ラップの上がったところで馬なりで先団に迫った追走力と、直線での好反応は評価できる。

次走スムーズな走りさえできれば巻き返しは当然で、初勝利が十分期待できる馬である。4着という結果で人気も大きく上昇することはなく、配当的にも大きく狙ってみたい1頭だ。

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